約 1,878,659 件
https://w.atwiki.jp/pokekora/pages/266.html
あらすじ ツツジ「あ、あの…せめて、あらすじは乗っ取らないようにしてくださいね」 ダイゴ「えっ、ああ、うん」 トウキ「いやに物分りが良いな まさか本当に今回ばかりはあらすじをちゃんとやれるんじゃn」 ツバサ「と思っていたのかぁ!?」 ツツジ「どうせ次回からのあらすじはナレ処理になるんだから、 出てこなくても出てきても乗っ取りは無理よ」 トウキ「むしろ無ロ理ーってところかwwwww」 ツバサ「な、なんて奴らだ……お前達は悪魔だぁ」 本編 カナシダトンネルを抜け、シダケタウンをも通過し、 ついにキンセツシティへ到着したハルカ達。 しかし、キンセツシティは殆ど壊滅状態にあり、 人もほとんどいなかった。 ハルカ「何、これ!? どうなってるの一体…… 町がこんなに破壊されてるなんて」 エメラルド「まさかツバサが…」 マサト「あそこに人が倒れてる!」 ハルカ「あれは…ミツル君!?」 ミツル「う…貴方達は確か、ツバサさんと一緒にいた」 マサト「何があったの!? こんな状態聞いたことないよ!」 エメラルド「とりあえず俺はこいつ知らねぇ」 ハルカ「ちょっと黙ってて」 ミツル「確か、アクア団とマグマ団が煙突山の辺りでで暴れてるらしくて… それで、ツバサさんとブルーさんはそこに向かったんだけど、 その時に襲撃してきたアクア団にやられて、僕はこのザマだよ!」 ハルカ「何でキレてるのかは分からないけど、緊急事態ってことみたいね 煙突山……流星の滝とかが近くにあるんだったっけ」 マサト「僕達も向かわなくちゃ!」 エメラルド「善は急げじゃ!」 ミツル「あ、待って!」 ハルカ「??」 ミツル「僕も……僕も連れて行ってください! この混乱に対処すべく、各地のジムリーダーも集まってるみたいなんです。 僕だけこんなところでまごまごしてるわけには・・ッ!」 マサト「そんな傷じゃ、無茶だよ」 ミツル「い、いけます…行くしかないんです!」 ハルカ「・・・・・・・・ 分かったわ。 でも、危険と判断したらその場で待機してもらう…それでいいね?」 ミツル「はい…! 行くよ、ポチエナ、ラルトス!」 ポチトス「らるえなああああ」 こうしてミツルを加えたハルカ一行は煙突山へ向かう。 そして ~煙突山 山の火口付近ではアクア団リーダーアオギリと、マグマ団リーダーマツブサが何か話しているようだが、 各地のジムリーダーおよびツバサたちは、 そのだいぶ前で足止めを食らっていた。 センリ「全く、こう数が多いとなかなか先に進めないものだな」 ツバサ「っていうか親父、来てたのか」 トウキ「まぁ、今来れる奴らだけってカンジだけどな」 アダン「ふふふその通り。 有事の際に率先して動くのがジムリーダーの役目という事ですよ」 ツバサ「・・・・・・誰?」 ツツジ「ルネジムリーダーのアダンさん」 ツバサ「わかんねぇ~、なおさらわかんねぇ~~!」 ブルー「喋ってないで手足、動かす! カメックスハイドロポンプで洗い流して!」 屍累々になってきたあたりで、幹部らしき人物が一人 ホムラ「ひゃっほーぅ!やってくれたなお前達! ということはここは俺様の出番ってことか」 現れましたとさ。 センリ「その衣装、マグマ団だな」 ホムラ「うっほーぅ、その通り だが、お前達はここでオワリだ 何せ、とあるコネクションからの情報で、 お前らの弱点を知ってるんだからな」 ツバサ「あっ!貴方は!」 センリ「知っているのかツバサ!」 ツバサ「ファンだったんですよ!今日はイベントか何かですか?」 ホムラ「えっ?」 ツバサ「いや~、会えて光栄です あっ、握手してください!」 ホムラ「ああ…」 ツバサ「一生手を洗わないでおこう」 ホムラ「あの、誰と間違えてるんだ?」 ツバサ「いや、アンパンマンでしょ?」 ツツジ「あー」 アダン「あー」 ホムラ「誰がアンパンマンやねん!!」 ブルー「さすがに無理がありすぎるわよ・・・」 ホムラ「お、おのれ… よくも俺様をナメ腐ってくれたな!! もういい、行け、アブソル!」 アブソル「アアァァァァヴソォォォル!!」 ブルー「あの時の、色違いのアブソル!」 センリ「まずい、あいつは」 ツバサ「ゲェッ!」 ホムラ「ククク、やれアブソル あのガキ…ツバサの力を暴走させてやれ」 アブソルがツバサに襲い掛かる! ツバサ「うわあああああああああああああああああ!!!!」 そしてその時、ツバサの念力が暴走し、大爆発を引き起こした 続く
https://w.atwiki.jp/sentairowa/pages/100.html
砕ける剣 遺跡の壁に無数の音が反響する。 踏み込みが石畳を割る破砕音。 超常の合金が激突し合う金属音。 幾重にも響く大気が切り裂かれる音。 一際大きい、剣を石に打ち込む音。 まずいな、既に殺し合いを始めている。 仲間を集めようとした矢先にこれか。 紙が引き抜かれるような音と、無機質だが力強い印象を与える電子音声。 『Slash』『Thunder』 『Lightning Slash』 雷撃が大気を灼く独特の破裂音。微かに匂う雷毒(オゾン)の異臭。 咆哮。 「ッヴェェェェェェェィッッッ!!」 怒声。 「キャストオフ!!」 そして聞き覚えのある電子音声。 『Cast Off』 恐らくパージされた装甲が激突したのだろう。遺跡の壁が崩れる振動が伝わってくる。 片方はライダー………しかしもう片方は何だ? 極秘に開発された新型………否、全く別のシステムか? だが、少なくとも戦闘能力に優れている事は間違いない。 どんな方法を使っているかは知らないが、マスクドライダーシステムと互角に戦っているのだ。 味方となれば心強い。 ―――ライダーは二人も要らない。 自分の言葉だ。だが、それは脱出を果たした後で充分。 無論不協和音であれば容赦なく排撃するが。 まずは呼び掛け反応を見よう。応えて自分と組むようなら良し。そうでなければそんなライダーは要らない。 よし、これならパーフェクトだ。 大きく息を吸い込み、 「止めろ!」 叫ぶ。戦闘の音が停止した。 ◆ 銀の刺突に弾かれた刃を翻す。 二撃三撃四五六七、連撃はその悉くが防がれ、或いは逸らされた。 八撃目、渾身の逆袈裟は掠っただけ。完全に姿勢が崩れる。 直蹴り、鳩尾に入った。堪らず宙を舞い膝を付く。 膝立ちの姿勢から立ち上がり、顎を引き上げ全身に力を込めた。血管が脈動するそれに等しい感覚。 全身から放たれた幾条ものオレンジの鞭が銀の刃を拘束。 ブラッドべセル 、本来ならそれこそ血管としての役割を果たすそれは、捕縛に特化した暗器でもある。 流石に手から引き剥がすのは無理だが刃の動きは封じた。全力で引き寄せる。 剣の峰を肩に背負うように。そして額の毒針から滴る毒液。 こちらが引き寄せるのに任せての突進なら斬って捨て、それを凌ぐならば毒針の一撃。 二段構えの必殺。更に自分にはまだ伏せ札がある。 キャストオフ、クロックアップ、そしてワームとしての能力。 と、銀の剣が石畳に突き立てられ抵抗が倍化。 だが状況は依然こちらに有利。こちらから近づけば良いだけの話だ。 ◆ この紫とオレンジの『ライダー』は、間違いなく難敵の部類に入る。 純粋な剣技では到底敵わない。猛攻を受け流すのが関の山。 逆袈裟を何とか避け、掠った衝撃を堪えながらも蹴りを打ち込み距離を取る。 相手が姿勢を戻す隙に気息を整える。呼吸まで読まれて勝てる筈が無い。 僅か二呼吸、肺に蓄えた大気を逃がさぬように喉を閉じたその瞬間、 奴の紫の装甲の上、規則的に脈打つ毒々しいオレンジのチューブが痙攣するように震えた。 危険を感じ、ラウザーを防御に構える。 直後、それが失策だったことを悟った。散開、夜に彩を添えた橙の鞭が刃を束縛する。 舌打ちしつつ後退、否、失敗した。強烈な牽引、剣先を石畳に突き立て辛うじて抵抗。 構えられる紫鋼の剣、額から伸びる毒の針、絶体絶命と言えるだろう状況。 だがそれでも、決して折れる訳にはいかない。 ただ、唯一無二の親友の為に。 音高くラウザーを展開。扇と開いた剣の後端から二枚のカードを引き抜く。 剣士が自らの得物を抜き放つように。 スペードの2、そして6。 即座に剣身のスリットへ叩き込んだ。 『Slash』 蜥蜴のレリーフが光を放つ。刃たる尾を振り上げて。 『Thunder』 大鹿のレリーフが光を放つ。その角に雷を纏わせて。 『Lightning Slash』 虚空に描き出された二つの紋章が剣に吸収される。 刃の煌きに映える雷光。橙の線を伝ったそれが敵の体を束の間痺れさせた。 僅かに残る束縛を切り払う。そして―――突貫だ。 喉を震わせる。 「ッヴェェェェェェェィッッッ!!」 ◆ ――――――何だあれは!? 奴がカードを取り出し、それを剣に通したのは分かった。 だがその瞬間、妙な現象が起きたのだ。 空中に飛び出した光の板、それが奴の剣に吸い込まれた途端、電撃と思しきショックがブラッドべセルを伝って襲い掛かってきた。 僅かに麻痺し、再び膝を突きそうな体を必死で立直す。 「ッヴェェェェェェェィッッッ!!」 絶叫、青白い雷撃を纏って迫る刃。 判断、直撃を受ければ恐らく戦闘不能。動作を停止させられたブラッドベセルは不要。 結論、感覚が戻り始めた左手でゼクターを操作。 装甲が可動部から分割されていく。痺れが残る喉から声を搾り出す。 「キャストオフ!!」 ゼクターをもう一度操作、装甲の下で膨れ上がる力が臨界を迎えた。 『Cast Off』 装甲が弾け飛ぶようにパージされる。その衝突を狙ったが―――失敗。奴の剣が叩き落とす。 だが再び互角の状況にまで持ち込めた。剣を八双に構え 「止めろ!」 鋭い一声。思わず剣を降ろす。 ………矢車だと!? それ自体は驚くに値しない。名簿にはしっかりと名前が載っていた。 だが、自分の知る矢車はこんな男ではない。 両の瞳には煉獄を宿し、口から吐き出されるのは悉く呪詛。そして全身から放たれる生々しい地獄の気配。 この状況であれば漁夫の利を狙うか何も言わずに蹴りかかる。そんな男だった筈だ。 間違っても戦闘を止めさせるような性格はしていない。 ………偽者、あるいは他人の空似か。 たとえ本物だとしても躊躇う理由は無いが。 ◆ まず、目に飛び込んできたのは二つの人影。 片方は紫の鋼で覆われたライダー。モチーフは蠍だろうか? その考えを裏付けるように響く電子音声。 『Change Scorpion』 もう片方は………マスクドライダーシステム?否、自分が知るそれとは僅かに異なっている。 装甲は僅かにくすんだ銀であり、マスクドフォーム独特の重厚さやライン状の視覚素子が無い。 そして節足動物のモチーフも無し。バックルには黄金のスペードが彫られているだけだ。 デザインはむしろゼクトルーパーのそれに近い。 ―――極秘開発の新型か。 だとすればこの殺し合いにも説明が付く。 恐らくは、新兵器の実戦テスト。それも模擬戦ではない。 なら、自身がやるべきことは一つだ。 ―――最強である事を証明する。 それも単純な単体戦力としてではなく、全てを統括する指揮官として。 ―――チームの勝利無くして、本当の勝利は無い。 自分の言葉だ。ここにシャドウは居ないが、ならばチームを組めば良い。 「俺と組む気は………」 咄嗟に地を蹴る。眼前を掠める銀の閃き。宙に留まった前髪が斬り飛ばされ、更に嫌な音を立てて焼け焦げた。 ―――あの雷撃音はこいつの武器か!! 手を掲げ、戦意を呼び覚ます。大気を叩く羽撃きを掴み取り装着。 「―――変身!!」 六角形が全身を覆い装甲を構築。拳を放つ。 帯電した刃は危険。故に柄を殴って弾いた。 同時、紫の一刀。避し切れない。 「キャストオフ!」 『Cast Off』 吹き飛ぶ二体のライダー。 こいつらは不協和音だ。それもフォルテッシモ、どうしようもなく旋律の調和を破壊する。 ―――なら、殺さなければな。 『Change Wasp』 「クロックアップ」 「―――クロックアップ!」 『『Clock Up』』 二重に響いた電子音声と共に通常の時間軸から離脱、追随する紫の影の斬撃を拳の針でいなす。 何やら剣の柄を展開している銀、しかし遅い。クロックアップが不完全なのか?ゼクトルーパーの発展型? だとすれば敵たり得るのはこの蠍だけだ。先に仕留めておく。 中段の蹴りから上段の一打、本命の右へ繋ぐ格闘の連携。 入った。機を逃さず左、右、連打、連打、右左右左右左右連打連打連打――――!! 『Time』 だが、それは強制的に中断させられた。つい一瞬前までは何もなかった左の空間、そこに突如現れた銀。 ………瞬間移動!? 違う、既に刃を大上段に振りかぶっている。単なる移動であれば動作は持続する筈だ。 響いた電子音声、タイム、時間、つまりこの不自然な移動は、 ………自分以外の時間を止めたのか! 事実が思考によって連鎖する。 クロックアップが不完全なのではなく、極短時間、極限までの加速を行えるシステム。 だが欠点は多い。恐らく制限時間は数秒といったところか。 仰け反り回避、同時にゼクターを操作。 叫ぶ。 「――――ライダースティング!!」 緑光を放つ蜂の毒針、それを突き刺さんと拳を引き絞った。 『Rider Sting』 ◆ 『『Clock Up』』 突如現れた蜂の様なライダーと、先程まで戦っていた蠍のライダーが加速した。 それも自分が持つカードによるような単純な加速ではなく、まるで時間の流れから切り離されたように。 加速した世界の中、自分だけが取り残される錯覚を振り払いカードを取り出す。 たとえその加速が時間に干渉したものであろうと恐れる道理は無い。 何故なら、時間を操る術ならば自分も持っている。 手首を返しラウズ。 『Time』 刹那を刻む世界。完全に停止した空間を移動し、向かって右から蜂の頭部へと刃を振りかぶった。 だが予想より遥かに早くラウズカードの効果が切れる。 相手の加速は持続している。スウェイバック。同時、奴が手首の針を操作した。 「――――ライダースティング!!」 その針から頭部へと駆け上がる禍々しい緑の雷光。それが再び針へと宿る。 『Rider Sting』 突き出される針。アレに触れれば胴体の一つや二つは貫かれると直感。だが避し切れない。 ラウズカードを使うか?しかし残るAP値は1600。『タイムスカラベ』は使えない。 否、それ以上に退くのはまずい。あの紫のライダーも復帰しつつある。 だから、前進だ。 あえて倒れ込む。迫る一撃は潜るように回避、だが返しの二撃は確実に直撃する。 ―――――その運命をも、剣崎一真は覆す。 『Mach』 残ったAP全てを代償に得た強烈な加速。 踏み込みなど不要。さながら前方に落下するように加速した体は、崩れた姿勢を保ったまま飛翔した。 ―――――そう、彼の判断は紛れも無い最善手。だが情報と、そして運が足りなかった。 突如バックルが自動的に引っ繰り返る。飛び出した燐光の板。 ………何だと―――!? ―――――ひとつ、神崎士郎が科した制限。変身の制限時間に気付いていなかった。 強制的にアンデットとの融合が解除される。訓練によって体に叩き込まれた受身、バイクで転倒するに等しい衝撃。 ―――――ふたつ、受身によって転がった先には、この遺跡に仕掛けられている罠、その内一つを動作させるスイッチがあった。 立ち上がろうと手を突いたそこに、かちり、と不吉な音。 ――――彼ら三人が立っている石畳。それは石の一つを要石として組んだものであり、つまり地下室の上にある。 まるで歯車が噛み合うような震動が手に伝わり―――― ――――崩落。 ◆ ザビーの連打を受け、地に伏せていた体をどうにか持ち上げようとしたその瞬間、 ぎちぎちぎちぎちぎちぎちぎち サソードゼクターから異音。目をやると、その体を細かく震動させていた。 ………何だ?! 直後、弾けるように剣から分離。体を覆っていた装甲が消えていく。 原因は不明。強烈なダメージを受けた直後ならともかく、何の脈絡も無く外れるなんてことは今までに無かった。 ………神崎とやらの細工か。 思考を巡らせていると、足元から微かな震動。そして――― ――――崩落。 石畳が互いの結合を失い、地下へと崩れ落ちていく。 数百年もの間降り積もっていたのであろう埃が舞い上がり、視界を完全に塞いだ。 ―――好機!! ◆ ―――抜けられた!! 振り返る。だが予想された反撃は無い。 と、青年が倒れていた。恐らくは銀の装着者。 ―――動作時間にも制限があるのか。 好都合だ。仕留める。 踏み込む為に右足を上げたその瞬間――― ――――崩落。 石畳から押し返す感触が消失。 クロックアップしているというのに落下が速い。何故だ? 『クロックアップが不完全』違う、あの銀にはそんな機能自体無かったのだ。本来より遅かったのは自分達の方。 原因は不明。故に事実のみを記憶する。 『Clock Over』 通常の時間軸へ回帰、視界が加速する錯覚。 視界を埋め尽くす土埃、完全に視覚を奪われる。 「………っぐ、が、ッッッッ!」 押し殺した悲鳴。 十数秒後、開いた視界には、銀に変身していた青年の姿。 「剣崎………一真」 『BOARD』と書かれたジャケットを羽織ったその青年は、にやり、と邪悪な哂いを浮かべた。 ◆ 背中の中心、脊髄を貫かれた。 「………っぐ、が、ッッッッ!」 口から漏れる苦痛の声を押し殺す。 下半身の感覚が消失、到底動けそうに無い。 消えていく鼓動を自覚する。死の冷たさに侵される思考を振り絞り、 ―――すまない、始――― 最後の懺悔は声にならず、消えた。 ◆ 地に脚が付いた事を確認、即座にワームへと変態する。 クロックアップ、変身が解けた銀へと肉薄し、右手の鉤爪を――― ―――躊躇、憎悪の自家中毒、信念を願望で踏み殺す刹那の間隙、そして――― ―――打ち込んだ。 「………っぐ、が、ッッッッ!」 奪い取る。記憶容姿経験肉体的特性、その全てを略奪。 クロックアップを解除、擬態。 収まる埃、その先に立つ矢車に対し、唇の端を吊り上げる笑みを見せる。 死体は土に覆われ、一見での判別は難しい。 「剣崎………一真」 狙い通り、こちらを剣崎だと誤解している。 準備は整った。恐らくザビーもあと僅かで変身が解けるだろう。 そこにオリハルコンエレメントを叩き付けて隙を作り、『ライトニングソニック』で止めを刺す。 これで二人、あと三十人も殺せば贖罪は叶うだろうか? ◆ 土埃の中に捉えた微かな紫の燐光。 幾多のワームと対峙した経験が警鐘を鳴らす。 ―――奴はワームだ、と。 ………逃げるか。 時間制限は奴だけではあるまい。恐らく自分の変身もあと僅かで解ける。 流石に素手でワームと渡り合える程の格闘能力は無い。 「………クロックアップ」 『Clock Up』 背後を振り返らず、遺跡の中を全力で駆ける。 ―――市街地だ。 この状況、仲間が欲しければ、とりあえず自分の安全を確保するだろう。 罠も無く、隠れる場所の多い市街地はうってつけだ。 ………仲間を集めなければ。 こいつは倒せない。ワームでありライダー、時間停止を扱い強力な雷撃を放つ。 ………強い仲間を!! ◆ 空には、喉に開いた傷口じみた下弦の月。 天空の切傷から零れ落ちていく蒼い血液を浴び、神代剣は哂っている。 【剣崎一真 死亡】 残り46人 【神代剣@仮面ライダーカブト】 【1日目 現時刻:深夜】 【現在地:G―3 遺跡】 [時間軸]スコルピオワームとして死んだ後。 [状態]健康。剣崎に擬態中。 [装備]サソードヤイバー。剣崎の装備一式。 [道具]陰陽環@響鬼(使い方は不明) [思考・状況] 1 これで、一人。 2 この戦いに勝ち残り、贖罪を行う。 ※神代は食パンを「パンに良く似た食べ物」だと思ってます。 二時間の間、サソードとワームには変身できません。 【矢車想@カブト】 【1日目 現時刻:深夜】 【現在地:G-2 遺跡から市街に移動中】 [時間軸]8話 ザビー資格者 [状態]健康。ザビーに変身中(数分と経たずに解ける)。 [装備]ザビーゼクター。 [道具]アドベントカード(サバイブ) [思考・状況] 1 市街地で仲間を見つけなければ。そしてパーフェクトハーモニー。 2 カブト、そして剣崎の抹殺。それが俺の使命だ。 3 剣崎のジャケットにBOARDとあったな……… ※矢車はBOARDという名前に嫌疑(ワームの組織では?)
https://w.atwiki.jp/pokemonemerarudo/pages/16.html
No 名前 タイプ とくせい 主な入手法 001 キモリ くさ しんりょく オダマキはかせからもらう 002 ジュプトル くさ しんりょく キモリをLv16まで育てて進化させる 003 ジュカイン くさ しんりょく ジュプトルをLv36まで育てて進化させる 004 アチャモ ほのお もうか オダマキはかせからもらう 005 ワカシャモ ほのお もうか アチャモをLv16まで育てて進化させる 006 バシャーモ ほのお もうか ワカシャモをLv36まで育てて進化させる 007 ミズゴロウ みず げきりゅう オダマキはかせからもらう 008 ヌマクロー みず、じめん げきりゅう ミズゴロウをLv16まで育てて進化させる 009 ラグラージ みず、じめん げきりゅう ヌマクローをLv36まで育てて進化させる 010 ポチエナ あく にげあし 103番道路で捕まえる 011 グラエナ あく いかく ポチエナをLv18まで育てて進化させる 012 ジグザグマ ノーマル ものひろい 101番道路を捕まえる 013 マッスグマ ノーマル ものひろい ジグザグマをLv20まで育てて進化させる 014 ケムッソ むし りんぷん 101番道路で捕まえる 015 カラサリス むし だっぴ ケムッソをLv7まで育てて進化させる 016 アゲハント むし、ひこう むしのしらせ カラサリスをLv10まで育てて進化させる 017 マユルド むし だっぴ ケムッソをLv7まで育てて進化させる 018 ドクケイル むし りんぷん マユルドをLv10まで育てて進化させる 019 ハスボー みず、くさ すいすい、あめうけざら 102番道路で捕まえる 020 ハスブレロ みず、くさ すいすい、あめうけざら ハズボーをLv14まで育てて進化させる 021 ルンパッパ みず、くさ すいすい、あめうけざら ハスブレロに「みずのいし」を与えて進化させる 022 タネボー くさ ようりょくそ、はやおき 102番道路で捕まえる 023 コノハナ くさ、あく ようりょくそ、はやおき タネボーをLv14まで育てて進化させる 024 ダーテング くさ、あく ようりょくそ、はやおき コノハナに「リーフのいし」を与えて進化させる 025 スバメ ノーマル、ひこう こんじょう 104番道路で捕まえる 026 オオスバメ ノーマル、ひこう こんじょう スバメをLv22まで育てて進化させる 027 キャモメ みず、ひこう するどいめ 103番道路で捕まえる 028 ペリッパー みず、ひこう するどいめ キャモメをLv25まで育てて進化させる 029 ラルトス エスパー シンクロ、トレース 102番道路で捕まえる 030 キルリア エスパー シンクロ、トレース ラルトスをLv20まで育てて進化させる 031 サーナイト エスパー シンクロ、トレース キルリアをLv30まで育てて進化させる 032 アメタマ むし、みず すいすい 出現しない 033 アメモース むし、ひこう いかく 出現しない 034 キノココ くさ ほうし トウカのもりで捕まえる 035 キノガッサ くさ、かくとう ほうし キノココをLv23まで育てて進化させる 036 ナマケロ ノーマル なまけ トウカのもりで捕まえる 037 ヤルキモノ ノーマル やるき ナマケロをLv18まで育てて進化させる 038 ケッキング ノーマル なまけ ヤルキモノをLv36まで育てて進化させる 039 ケーシィ エスパー シンクロ、せいしんりょく いしのどうくつ1階で捕まえる 040 ユンゲラー エスパー シンクロ、せいしんりょく ケーシィをLv16まで育てて進化させる 041 フーディン エスパー シンクロ、せいしんりょく ユンゲラーを通信交換して進化させる 042 ツチニン むし、じめん ふくがん 116番道路で捕まえる 043 テッカニン むし、ひこう かそく ツチニンをLv20まで育てて進化させる 044 ヌケニン むし、ゴースト ふしぎなまもり 手持ちに空きがありモンスターボールがある状態でツチニンをテッカニンに進化させる 045 ゴニョニョ ノーマル ぼうおん カナシダトンネルで捕まえる 046 ドゴーム ノーマル ぼうおん ゴニョニョをLv20まで育てて進化させる 047 バクオング ノーマル ぼうおん ドゴームをLv40まで育てて進化させる 048 マクノシタ 049 050 051 052 053 054 055 056 057 058 059 060 061 062 063 064 065 066 067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078 079 080 081 082 083 084 085 086 087 088 089 090 091 092 093 094 095 096 097 098 099 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2103.html
36:脆く砕ける宝石 浅井うららの希望で、石黒雅則は再び学校を訪れる。 恐らく、と言うより間違い無く、自分が殺してしまった猫少女の死体が残っているだろう。 雅則はうららには自分が――正当防衛だった可能性が高いとは言え――参加者を一人、 殺害しているとは言ってはいない。もっともその死体をうららが発見したからと言って、 自分に疑いがかかるとは限らないだろうが。 昇降口から中に入ると、微かに血の臭いが漂ってきた。 (…あの猫娘のものにしては新し過ぎる…もしかしたら…) 「……石黒さん、あれ……」 「……」 うららが指差す先、廊下の中央付近に人狼種の男の死体が横たわっていた。 明らかに、雅則が最初にこの廃校を出た後に、ここで死んだものだろう。 「……?」 「どうしたんだ、うららさん」 「……え?」 「? お、おい」 廃校の裏口方向を見ていたうららが何かを見付け、足を進める。 そして彼女が見たものは。 「……嘘」 「……!」 裏門付近の二体の死体。ハイエナ獣人の少年と、首の無くなった少女の死体。 すぐ近くに首が落ちていた。うららはその首に近付き、顔を覗き込み、 「……きゃあああぁぁああぁあぁああああぁああああ!!!!」 悲鳴を上げた。 「嘘…嘘よ!! こんなっ…こんな事って……!!」 「うららさん……!? ! こ、この子……」 雅則もその首に近付き、その少女が誰なのかを確認する。 それはうららの妹、さららだった。 「嫌ああああ……さ、さららああああ……うっ……ううっ……痛かったでしょ…怖かったでしょ……。 ごめんね……ごめんね……」 妹の生首を抱えながら、うららは妹を助けられなかった絶望感に襲われ嗚咽を漏らす。 雅則はどう言葉を掛ければいいのか分からなかった。 「……石黒さん」 「?」 不意にうららが泣き止む。さららの首を静かに地面に置くと、持っていた回転式拳銃コルトローマンを雅則に向けた。 「!? うらら、さん」 ダァン! 「がはっ……!」 腹に一発の銃弾を食らい、雅則は大きく仰け反る。 うららの目からは光が消えていた。 「もう嫌……もう疲れちゃったよ私……生きる希望が、沸いてこない……石黒さん……一緒に、死んで?」 「や、め……」 ダァン! ダァン! ダァン! 雅則の懇願も空しく、続けて三発の.357マグナム弾が放たれ雅則の身体を抉る。 口から血を吐き出し、その場に膝を突き崩れ落ちた。 (…最初に、あの猫娘を殺した…報い、なのか……?) 遠退く意識の中、雅則はそう思っていた。 そして。 「さらら…今お姉ちゃんも逝くからね……きらら…お姉ちゃんと妹がいなくても、あなたなら大丈夫よね」 この殺し合いには呼ばれていないもう一人の妹、さららの姉にあたるきららの名前を口にし、 ローマンの銃口を口に咥えた。 (綺麗な青空……あの向こうにさららはいるのかな) ダァン!! 一発の銃声を最後に、風が吹き抜ける音のみが響くようになった。 【♂03番:石黒雅則 死亡】 【♀01番:浅井うらら 死亡】 【残り4人】 035:駆け引きや嘘はもう捨てて 目次順 037:第二回放送(美女と野獣オリロワ) 029:痛みの数だけ強くなるとも限らない 石黒雅則 死亡 029:痛みの数だけ強くなるとも限らない 浅井うらら 死亡
https://w.atwiki.jp/kenkaku/pages/301.html
聖杯から生まれた妖女が手を一振りすると、瞬時に十二もの手裏剣が現れ、妖女はそれを石川五ェ門に対して投げ付けた。 風車十字打ち……手裏剣十字投げは五ェ門の故郷である伊賀にも伝わるが、この技は十字を傾け、更に回避を至難にしている。 加えて、飛び来る手裏剣の一つ一つが光よりも速く正確な、飛竜の如き鋭さを持って五ェ門に喰らい付かんとしているのだ。 だが、五ェ門とて厳しい修行の末にあらゆる飛び道具を防ぐ術を身に付けた程の剣客。 「たぁっ!」 居合いの構えから斬鉄剣を振るうと、飛び来る手裏剣の全てを切り落とす。 「何!?」 だが、妖女の攻めはそこで終わらず、五ェ門が振る剣の陰から、飛竜剣以上の速度で駆け寄り、斬り付けようとする。 「ぼさっとしてるんじゃねえ!……ちっ!」 五ェ門の危機を、駆け寄った芹沢鴨が妖女を蹴り飛ばして救うが、相手の見た目以上の硬度と重量に体勢を崩す。 その隙を突こうとする妖女の長剣を、割って入った足利義輝の刀が止め……その時、何かが起きた。 「何だ!?」 気配の乱れから何らかの異常事態が起きている事を悟り、戸惑う剣士達をよそに、妖女は剣を振り翳す。 咄嗟に千葉さな子はその前に立ち塞がり、手にした薙刀をもって妖女に立ち向かった。 剣術ならともかく、薙刀術への造詣の深さに関しては、明らかにさな子の方が遥かに上。 それでも、なまじ心得があるだけに、妖女は自身の知識を元にさな子の手を読もうとしてしまう。 斬り付けると見せ掛けたさな子は薙刀の柄を回して相手の防御の裏を取り、石突きを妖女に叩き込む。 「!?」 しかし、必殺の一撃になるかと思えたさな子の石突きは妖女の表面で滑り、いなされる。 戦国の頃の甲冑武者が使う介者剣術にはそのような受け技があると、さな子も知識としては知っていた。 だが、今の一撃は妖女の正中線を完璧に捉えており、そんな事で防げるような代物ではなかった筈。 でありながらさな子の攻撃は凌がれ、勢いを逸らされた彼女は妖女に薙刀なしの身体を曝し、危機に陥る。 「させるかあ!……って、うおっ!?」 追い打ちはさせじと背後に回った坂田銀時が木刀を叩き付けるが、妖女は微かな動きだけでこれをかわす。 敵に横腹を見せるのを避ける為に前に大きく跳ぶ銀時だが、今度はさな子に衝突。 それでさな子共々妖女の前から転がり去る事になり、結果としては彼女を救うという目的は達成できたが…… 「どうなってやがる!?」 今の銀時の一撃はああも簡単にかわせる物ではなかったし、その後の銀時の跳躍もさな子の位置とは別方向だった筈。 明らかにおかしい……まるで、世界が壊れかけてでもいるかのような。 剣客達の迷いに反応したのか、犬塚信乃が懐に持っていた、「智」の文字が入った珠が光を発する。 その曲がりくねった軌跡を見て、漸く剣桃太郎が悟る。 「空間が……歪んでいるのか!?」 光線は直進する……それは、真空や均質な媒質中という、ごく限られた環境下での事。 自然環境では光が屈折や反射で曲線を描く事など珍しくもない。 しかし、大気の状態や光線の複雑な軌跡から、桃太郎はこれが反射でも屈折でもなく、空間の歪みによるものだと判断した。 それにより捻じ曲げられた光の道筋……それとて、空間の歪みのせいで実際より捻じ曲がって見えている筈。 だが幸いな事に、宝珠から出た光はただの光ではなく、神気とでも呼ぶべき気配を伴っていた。 無論、空間が乱れた中で気配の伝達もまた歪められている可能性も否定は出来ないが…… 桃太郎は剣先に氣を集めてみるが、特にいつもと変わりはない。 現れた虎の姿はいつもより歪に見えるが、それは光の歪みのせいだろうし、感じる気配に異常はないようだ。 空間の歪みの中でも気配は精確に伝わる……その仮定の下に、桃太郎は空間の現状を頭の中に描く。 そして、神気が感じられる経路、加えてそれと眼で見える光線の軌跡の比較を元に、歪みの中心を割り出した。 「は!」 推測した中心を目掛けて虎魂を飛ばし……次の瞬間、「智」の珠から出る光線は直進し、周囲の異様な気配も去る。 「何とかなったか。だが、今のは一体……」 空間の歪みに剣客達が翻弄されている間も、妖女の方は元々視力に頼っていないのか、意に介する事なく攻撃を続行。 対して、見える像と現実の差から迂闊に反撃も出来ず防戦一方だった剣客達も、漸く反撃に移れるようになる。 まずは「智」の珠を持ち、それ故に歪みの解消にいち早く気付いた信乃が最初に猛撃を加えた。 敵がいきなり攻勢に出るのを見た妖女は防御に徹し、信乃の連撃を必要最小限の動きで次々と回避。 二階堂流・垂れ糸の構え。その技自体は知らぬ剣士達にも、妖女の狙いが信乃を疲労させる事にあるのは一目瞭然。 だが、一同は敢えて加勢しない。 信乃が風車の如く剣を振り回している中への下手な加勢は邪魔になるというのもあるが、何よりも数の利からの余裕の表れ。 仮にこちらの剣がかわされ続けて疲れ果てたとしても、そうなる度に入れ替わって行けば済む事。 だから一同は信乃の闘いを見守る事としたが、信乃としては仲間に譲る気などなく垂れ糸の構えを破る法を探っていた。 妖女の回避が、常に動きを最小限にする方角に向いている事を利用し、信乃は相手を誘導して広間の隅に追い詰めて行く。 遂に妖女の背が壁に接しようかという所まで追い込んだ信乃は、もう下がって避ける事のできない敵に必殺の横薙ぎを放つ。 「!?」 妖女は屈んで信乃の剣をかわし、下を取られた信乃は素早く剣を回して突くが、妖女は下への突きをかわすと同時に足指で挟む。 思いがけない力に信乃の動きが止まった瞬間、妖女が剣を構え…… 「やらせん!」 五ェ門が咄嗟に渾身の勢いで斬鉄剣を振るうが、妖女は跳躍して逃れ、斬鉄剣の強撃は囚われていた信乃の剣を折ったのみ。 そのまま妖女は忍びの如き軽快な動きで壁を蹴り、天井を二歩三歩と駆けて二人の背後に回り込む。 「くっ!」 背後を取られた信乃と五ェ門のカバーに入った桃太郎が妖女を見ると、彼をも含めて三人をまとめて薙ぎきらんとする構えで…… (虎眼流か!?) それは、昨夜に城下で見た虎眼流・流れ星の構え。確かにこの長刀、妖女の膂力で薙がれれば防御は困難。 ただ、城下で見た銀時と岩本虎眼との立ち合いから、桃太郎は流れ星への対応策を学んでいた。 即ち、間合いを大きく外す事で、流れ星は防ぐ事が出来る。 とはいえ、虎眼流には間合い騙しの法がある上、敵の得物は長剣、加えて後には壁を背にした仲間達。 故に間合いを開けてかわすのは難しく、桃太郎は逆に大きく相手の手元に飛び込む。 相手の得物が常識外れの長刀、かつ桃太郎が格闘を得意とする事もあり超接近戦に持ち込めば有利との計算もあっての選択だ。 妖女が前進して桃太郎の背後の二人をも流れ星の刃先にかけようとしていたお蔭でこれは成功。 しかし、妖女が一撃に鍔で敵を斬らんとする気合を籠めていた為、接近して柄を止めた桃太郎は予想以上の衝撃を受ける。 バランスを崩しつつ必死の蹴りを放つが、妖女は軽捷に遠く跳び下がり、剣を背に負う如くに高く振り翳した。 「獅子反敵!?」 闘いを見守っていた千葉さな子が、悲鳴のような声を上げた。 獅子反敵は一刀流の秘剣であり、さな子も型だけは学んでいる。 だが、その技は千葉周作が流儀を興す際の取捨選択で弾かれ、北辰一刀流では基本的に用いられていない。 あまりにも攻撃一辺倒の技である為に、道場の試合で使うには不安が残ると判断されたのだ。 ただ、実戦で……しかも、この妖女のような強力な敵に使われればどうか。 竹刀による試合では敵の刀の打点や刃筋をずらせば一本を免れるが、真剣、特にあの長剣では掠られただけでも命に関わろう。 試合なら相手より半瞬でも早く一撃を当てる手もあるが、実戦でそれをやれば相討ちになる公算が高い。 だから相手の技の正体を知りつつ、さな子にはそれ以上の有益な助言は出来ず。 それでもさな子の切迫した様子を察した芹沢が、更に銀時も桃太郎を庇って立ち塞がるが、妖女は駆けつつそれを避ける。 弁慶の攻撃を避ける牛若丸のような、軽やかで、複雑に動きつつも加速をやめない力強い動き。 そのまま、妖女は迎撃の構えを取る桃太郎に対して必殺の一撃を叩き込んだ。 剣が折れ、桃太郎が跳ね飛ばされる。だが、その身は辛うじて無事。 刀を犠牲にして妖女の剣の勢いを削いだ事、鉢巻に氣を注いで瞬間的に鉢金の如き強度を与えた事。 それらも桃太郎の命を救った一因ではあるが、最大の原因は妖女の首に刺さった刃。 仲間の危機を見た信乃が、折れた小篠の刃先を投げて必殺の一撃を妨げたのだ。 首に刺さった刃を抜いて捨て去る妖女。 人間なら致命傷になってもおかしくない傷だが、この妖女にはまるで堪えていないらしい。 相手の不死身性に怯みかける剣客達だが、ここで信乃が声を張り上げて一同を励ます。 「見ろ!傷を負っても血の一滴すら流れない。奴は所詮は化生。万物の霊長たる人には及ばぬ存在だ!」 陳腐とも言える人間礼賛の言葉だが、信乃が自身をも化生の存在ではないかと疑っている事を知る者には聞こえ方が違う。 中でも島に来て以来、信乃と行動を共にしその苦悩を見て来た義輝が、信乃の叫びを受けて前に出る。 「おい……」 思わず止めかける銀時だが、義輝の眼を見て考えを変えた。 先程の奇妙な空間の歪み、あれは義輝と妖女が打ち合った瞬間に起き、桃太郎が撃った中心地も二人の剣が交わった位置。 同じ「物干し竿」の名を冠する、出会う筈のない二本の剣の有り得ざる接触が原因とまではわからずとも、 義輝が妖女と闘ったのが悪かったとは見当が付いており、だから義輝はここまで前に出ず仲間の戦いを見守っていたのだ。 その義輝が急に前に出たのには、果たしてどんな成算があるのか…… 見守る一同が瞠目する。 彼等の面前には剣を上段に構えた義輝……だが、仲間達が驚いたのは、妖女も全く同じ構えを取っていたからこそ。 そのまま、二人は鏡に映る像の如く同時に同様に動き出し、振り下ろした剣が真っ向から衝突した。 妖女の戦い方から、その多彩な技の中で新当流系の剣がかなりの比重を占めている事を、観察し続けた義輝は見抜いていた。 相手は他にも多彩な技を身に付けている為に苦戦しているが、信乃の言が正しければ、新当流のみの勝負なら義輝が優る筈。 故に義輝は新当流の奥義である一の太刀で勝負を挑み、予想通り、妖女も同じ技で対抗。 剣がぶつかり合った瞬間、先程と同様に空間の歪みが発生した。 空間が歪み視覚があてにならない状況では、盲人の察気術や神道流陣幕突きの奥義を究めた妖女が絶対に有利なのだが…… ぶつかり合った二つの「一の太刀」が互いを弾き、二人はすぐさま相手に対して袈裟懸けに斬り付ける。 次の瞬間、肩から切り裂かれて倒れたのは妖女の方。 歪みが発生し始めたばかりの、位相が定まらない中では、視力に頼らない妖女でも精確に敵に剣を当てるのは難しい。 対する義輝の方は、前に帆山城で塚原卜伝が見せた、歪みをも切り裂き真っ直ぐに敵を討つ剣を使った。 互いに必殺剣を繰り出して競い、その鋭さで優る事で相手を切り裂いた義輝の、完全なる勝利。 次の瞬間、床に投げ捨てられていた聖杯が爆ぜ割れる。 剣客達を倒す無敵の戦士を願われ生み出した妖女の敗北により、願望実現器としての矛盾を起こし、存在を保てなくなったのだ。 杯の中に蓄えられていた武芸者達の精華が飛び散って、この島で死んだ剣客達のそれと混じり合う。 だが、剣士達にはそれを察知し観察する余裕はなかった。 いきなり周囲の景色が砕けて塗り替わり、自分達が城の天守閣の屋根の上に居る事に気を取られた為に。 「おおっと」 危うく転落し掛けた銀時が屋根にしがみ付き、他の者達もどうにか屋根の上で体勢を整える。 井戸の底から通じる道は城に元々あった抜け道を基にしているが、非常用の抜け道にあんな広間がある筈もない。 あの空間は、果心居士が聖杯を用いて創ったものであり、それ故に聖杯の崩壊と共に消失し、剣士達を島に弾き出したのだ。 そこまでの事情は知る由もなかったが、主催者の中核の一つを破壊した事ははっきりしており、剣客達も一応の達成感を味わう。 無論、あの広間から去った居士や白洲に居た老剣客など、闘うべき敵はまだ残っているが…… 「勝てたのはそなたの助言のおかげだ。礼を言う」 義輝が最初に声を掛けたのは、折れた刀を見詰めていた信乃。 それを正面から受け止められなかった信乃は刀を持つ下方に目を逸らし……それによって彼の剣の異常に気付く。 「見せてみろ」 信乃が小篠を鞘に収め義輝の剣を手に取って見ると、その刀身には無数の小さな亀裂が走っている。 自身の同一存在との接触は非常な負担であり、さしもの備前長船も耐え切れなかったのだろう。 「この剣はもう使わない方が良いな」 そう軽く言った信乃だが、義輝は大きな衝撃を受けていた。 元々、義輝は無数の名刀を蕩尽して果てた最期からもわかるように、足利家重代の多数の剣を代わる代わる使える立場にあった。 しかもそれらの剣は、それぞれに名工の手になり、足利家が手に入れる前に高名な武士の手を経て様々な曰くを持つ代物ばかり。 となると、名刀など滅多に手に入らず漸く手に入れた愛刀を長く大事に使う剣士達と比べ、剣との一体感では劣るのは当然。 だがそれにしても、剣がこのような状態になっている事に気付けなかったのは、一流の剣士としては不覚。 と言っても、義輝が愕然としたのは、何も己の不覚を羞じたからではない。 妖女との闘いで、義輝は相手を完璧に斬った……と思っていたが、それはあくまで剣が完全であるという前提での話。 剣に瑕があったのであれば、あの一撃も、致命傷とはなっても不死身の化生を即死させるには至らないかもしれない。 そう義輝が思い至った時には、妖女は既に、音も気配も無く駆けて、彼等に迫っていた。 最強を求める願いにより聖杯から生み出された妖女は足利義輝に敗れ、その矛盾の為に聖杯は砕けた。 しかし、妖女の力となった武芸者達の多くは、敗れ、致命傷を負おうとも、最後の瞬間まで足掻き続ける不屈の武士。 故に、存在の源たる聖杯が砕け、己の滅びが間近に迫った状況でも尚、妖女は敵に刃を向ける。 袈裟に斬られた傷は致命傷だが、人ならざる彼女の動きはこの程度の損傷で鈍ったりはしない。 得物の物干し竿も、燕返しにより自身の平行存在との出会いに慣れていた為か、義輝の剣とは違ってほぼ無傷。 勝利と急な空間移動によって生じた剣客達の心の隙を縫い、妖女は必殺の突きを放った。 無音で迫る妖女に気付けたのは、剣の亀裂から自身が相手を仕留め切れていないと察した義輝のみ。 その動きは未だ鋭く、槍術を応用した突きで義輝と信乃をまとめて串刺しにしようとしている。 防御しようとしても、信乃に預けた剣を取り戻して受けるのが間に合うかどうか。 仮に間に合っても、壊れかけた刀で受ければ、今度こそ、妖女の勢いを殺す事すら出来ずに砕けてしまうかもしれない。 そうでなくとも、城の屋根の上という不安定な場所であの空間の歪みを起こせば仲間を危険に曝す事になるし。 かといって義輝が避けても、未だ危機に気付いていない信乃は対応しきれないだろう。 そんな事は……己の不手際の為に仲間が犠牲になる事は、武士の棟梁たる者が決して許してはならぬ事。 故に、義輝は信乃を突き飛ばし、その腰にあった、半ばから折れた刀を引き抜きつつ妖女に向かって跳んだ。 剣の刃先が信乃の肩を刺し、血が噴き出す。 仮に信乃が、彼が心配していたように物語の画や文章の精であるならば、刃を受けて噴き出るのは血ではなく墨であるべき。 負傷して血が流れ出たという事は、信乃が、少なくとも血肉を備えた生類である事を示す何よりの証拠。 であるのに、今の信乃にはそんな事を気にする余裕は無かった。 何しろ、信乃の肩を刺している剣は、その前に、義輝を……その心臓を貫いていたのだから。 貫かれながらも、義輝は自分も剣で妖女の心臓を刺し、そのまま押し込んで妖女が信乃を深く刺すのを防ぐ。 押し合ったまま凝固したかと見えた瞬間、二人は体勢を崩し、横倒しに屋根から転げ落ちんとする。 「ちいっ!」 駆け寄った芹沢が妖女の腕を切り落とし、さな子が義輝の身体を抱き止めてどうにか落下を防ぐ。 この時になって漸く我に返った信乃が義輝を掻き抱くが、心臓を貫いた傷には既に手の施しようもない。 「後は頼んだ」 そのたった一言だけを遺して、征夷大将軍足利義輝は息を引き取った。 【足利義輝@史実 死亡】 【残り三十六名】 【ほノ参/天守閣の上/一日目/午後】 【犬塚信乃@八犬伝】 【状態】肩に軽傷、精神的ショック 【装備】小篠の鞘@八犬伝、備前長船「物干竿」@史実(亀裂) 【所持品】支給品一式、こんにゃく 【思考】基本:主催者を倒す。それ以外は未定 一:義輝の死に呆然 二:毛野の死の真偽を探る。 三:村雨、桐一文字の太刀、『孝』の珠が存在しているなら探す。 【備考】※義輝と互いの情報を交換しました。義輝が将軍だった事を信じ始めています。 ※果心居士、松永久秀、柳生一族について知りました。 ※自身が物語中の人物が実体化した存在なのではないか、という疑いを強く持っています。 ※玉梓は今回の事件とは無関係と考えています。 【剣桃太郎@魁!!男塾】 【状態】健康 【装備】折れた打刀 【道具】支給品一式 【思考】基本:主催者が気に入らないので、積極的に戦うことはしない。 1:銀時、信乃に同行する。 2:向こうからしかけてくる相手には容赦しない。 3:赤石のことはあまり気にしない。 ※七牙冥界闘終了直後からの参戦です。 【坂田銀時@銀魂】 【状態】健康 額に浅い切り傷 【装備】木刀、 【道具】支給品一式(紙類全て無し) 【思考】基本:さっさと帰りたい。 1:当面は桃太郎達に付き合う。 2:新八の居所を探り出す。 ※参戦時期は吉原編終了以降 ※沖田や近藤など銀魂メンバーと良く似た名前の人物を宗矩の誤字と考えています。 【芹沢鴨@史実】 【状態】:健康 【装備】:新藤五郎国重@神州纐纈城、丈の足りない着流し 【所持品】:なし 【思考】 基本:やりたいようにやる。 主催者は気に食わない。 一:義輝の元部下を統率する。 二:五ェ門を少し警戒。 【備考】 ※暗殺される直前の晩から参戦です。 ※タイムスリップに関する桂ヒナギクの言葉を概ね信用しました。 ※石川五ェ門を石川五右衛門の若かりし頃と思っています。 【石川五ェ門@ルパン三世】 【状態】腹部に重傷 【装備】斬鉄剣(刃こぼれ)、打刀(刃こぼれ) 【所持品】支給品一式 【思考】 基本:主催者を倒し、その企てを打ち砕く。 一:主催者を倒し、芹沢の行動の記録を探す。 二:千葉さな子を守る。 三:芹沢を警戒 四:ご先祖様と勘違いされるとは…まあ致し方ないか。 【備考】※ヒナギクの推測を信用し、主催者は人智を越えた力を持つ、何者かと予想しました。 ※石川五右衛門と勘違いされていますが、今のところ特に誤解を解く気はありません。 【千葉さな子@史実】 【状態】健康 【装備】磯田きぬの薙刀@駿河城御前試合、童子切安綱 【所持品】なし 【思考】基本:殺し合いはしない。話の通じない相手を説き伏せるためには自分も強くなるしかない。 一:主催者の部下として現れた女と薫の関係を探る。 二:主催者から仲間達の現状を探り出す。 三:芹沢達を少し警戒 四:間左衛門の最期の言葉が何故か心に残っている。 【備考】 ※二十歳手前頃からの参加です。 ※実戦における抜刀術を身につけました。 ※御前試合の参加者がそれぞれ異なる時代から来ているらしい事を認識しました。 獲物を求めて城下を彷徨う東郷重位。 なかなか斬るべき敵に巡り会えずにいた重位だが、城の前に来た所で足を止める。 漸く、闘うに足る存在の気配を察知したのだ。しかも、少なくとも二組。 その中でまず重位に迫って来たのは、上空から落下して来た女。 片手を失い袈裟懸けの傷を受け、更に心臓に剣を刺された、常人なら三度は死んでいる重傷者。 それでも、ぎこちない動きながら、空中で己に刺さった刀を抜き取ると、それを構えた。 死に瀕しながら尚、目に映る剣客を一人でも道連れにせんとする強靭な意志。 半死人を討つのは重位の本意ではないが、これだけの意地を見せる相手ならば、斬ってやるのが礼儀だろう。 剣を蜻蛉に構える重位。お世辞にも、上空から迫る敵を迎え撃つのに適した構えとは言えないが…… 女は重位に向けて落下し、互いに相手の剣の間合いに近付く。 剣の長さでは破損していない重位の村雨が上だが、体勢では女が圧倒的に有利であり、結果、相手を間合いに捉えたのは同時。 だが動き出すのは、ほんの僅かだけ重位が早く、その瞬間、女は微動だにする間すらなく両断される。 相変わらず常識外れの速度を持つ雲燿の太刀。 だが、太刀を振り抜いた重位は剣を納めもせず、続いて現れた者達に向き直った。 「何だ!?」 声を上げたのはオボロ。横には服部武雄の姿もある。 危急にある仲間を救う為に駆けていたオボロと服部。 本来なら、重位のような剣呑な人物には関わらず、足を止めずにそのまま駆け抜けるのが正解であったろう。 だが、人が斬られる場面を見てしまえば、しかも斬られたのが仲間の危機を知らせた女となれば話は別。 そして、一度足を止めてしまった以上、そして重位の凄まじい気迫を浴びてしまえば、無視して通り過ぎるのは困難。 二人は剣を抜く。 こうして、主催者の中核の破壊もまた、彼等が目論んだ剣客同士の斬り合いを促進させる一因となったのであった。 【ほノ参/城の前/一日目/午後】 【東郷重位@史実】 【状態】:健康、『満』の心 【装備】:村雨丸@八犬伝、居合い刀(銘は不明) 【所持品】:なし 【思考】:この兵法勝負で優勝し、薩摩の武威を示す 1:次の相手を斬る。 2:薩摩の剣を盗んだ不遜極まる少年(武田赤音)を殺害する。 3:殺害前に何処の流派の何者かを是非確かめておきたい。 【服部武雄@史実】 【状態】額に傷、迷い 【装備】雷切@史実、徳川慶喜のエペ(鞘のみ) 【所持品】支給品一式(食糧一食分消費) 【思考】基本 この殺し合いの脱出 一 伊東や坂本の所に戻り、宮本武蔵を斬る 二 剣術を磨きなおして己の欠点を補う 三 上泉信綱に対しては複雑な感情 【備考】※人物帖を確認し、基本的に本物と認識しました。 【オボロ@うたわれるもの】 【状態】:左手に刀傷(治療済み)、顔を覆うホッカムリ 【装備】:打刀、オボロの刀@うたわれるもの 【所持品】:支給品一式 【思考】基本:男(宗矩)たちを討って、ハクオロの元に帰る。試合には乗らない 一:服部と同行する。 二:トウカを探し出す。 三:頬被りスタイルに不満 ※ゲーム版からの参戦。 ※クンネカムン戦・クーヤとの対決の直後からの参戦です。 ※会場が未知の異国で、ハクオロの過去と関係があるのではと考えています。
https://w.atwiki.jp/norioyamamoto/pages/307.html
[部分編集] ※生態系も考えて構成します。 やまもと「俺、リアリティとか求めちゃうんだよね(笑)」 場所 ポケモン名 101番道路 ポチエナ・ジグザグマ・ケムッソ・メリープ 102番道路 マダツボミ・ポチエナ・ジグザグマ・メリープ・ラルトス 103番道路 オタチ・ポチエナ・イトマル・メリープ・ヤンヤンマ 104番道路 ニドラン♀・ポチエナ・ニドラン♂・ニョロモ・スバメ トウカのもり イトマル・ケムッソ・ツチニン・キノココ・クヌギダマ・ナマケロ 116番道路 ニドラン♀・ニドラン♂・タネボー・ケーシィ・スバメ・エネコ カナシダトンネル ゴニョニョ いしのどうくつ 1F マクノシタ・ズバット・クチート・ケーシィ・イシツブテ・ノコッチ B1F ココドラ・ズバット・イワーク・マクノシタ・ヤミラミ・ノコッチ B2F ココドラ・ズバット・ヤミラミ・イワーク・ノコッチ 1F奥 マクノシタ・ズバット・クチート・ケーシィ・ココドラ・ノコッチ 110番道路 ニャース・ラクライ・ゴクリン・ロゼリア・コンパン・カモネギ 117番道路 ニャース・オニスズメ・ナゾノクサ・イルミーゼ・バルビート 111番道路 サンド・ディグダ・ヤジロン・サボネア・ツボツボ 112番道路 ドンメル・ハネッコ・デルビル・ベロリンガ・ポポッコ 113番道路 パッチール・マグマッグ・ウソッキー・エアームド ほのおのぬけみち ドンメル・ドガース・コータス・ワンリキー・カラカラ・ゴース 114番道路 チルット・ハスボー・スリープ・ハスブレロ・ハブネーク・ザングース 115番道路 チルット・アーボ・トランセル・プリン・バタフリー・イーブイ りゅうせいのたき 1F ズバット・ヒメグマ・ルナトーン・ソルロック・ピッピ 1F奥 ゴルバット・リングマ・ルナトーン・ソルロック・プテラ B1F ゴルバット・リングマ・ルナトーン・ソルロック・プテラ B1F奥 ゴルバット・タツベイ・ソルロック・ルナトーン・プテラ ダイゴの部屋 リングマ・ゴルバット・ソルロック・ルナトーン・プテラ デコボコさんどう ドンメル・ワンリキー・グライガー・バネブー・ブーバー げんえいのとう 全域 サンド・ナックラー・メタモン・ヨーギラス 118番道路 コラッタ・ラクライ・ホーホー・ラッタ・ライボルト・キャモメ・アメタマ・ミルタンク・ケンタロス 119番道路 コラッタ・ホーホー・ラッタ・アメタマ・トロピウス・キマワリ・ヨルノズク・ケンタロス・ミルタンク ニューキンセツ 1F ビリリダマ・コイル・プラスル・マイナン・ダンバル B1F ビリリダマ・コイル・バリヤード・エレブー・ポリゴン・マルマイン・レアコイル 120番道路 ガーディ・コラッタ・マリル・スピアー・ラッタ・アブソル・ストライク 121番道路 カゲボウズ・コラッタ・ナゾノクサ・ラッタ・グラエナ・クサイハナ・ラッキー・キャモメ・カクレオン 123番道路 ドーブル・カゲボウズ・コラッタ・ラッタ・ヨマワル・ガルーラ マグマだんアジト A,D,F イシツブテ・コータス・バルキー・ゴローン・サワムラー B,E,G イシツブテ・コータス・バルキー・ゴローン・エビワラー C,最奥 イシツブテ・コータス・バルキー・ゴローン・カポエラー おくりびやま 1,2,3F ヨマワル・カゲボウズ・ムウマ・ヤミカラス 4,5,6F カゲボウズ・ヨマワル・ムウマ・ヤミカラス 外 カゲボウズ・アサナン・ロコン・オドシシ・ヨマワル・チリーン 外奥 カゲボウズ・ヨマワル・ムウマ・チリーン めざめのほこら 全域 アンノーン 水中 1 パールル・チョンチー・カブト・ジーランス 2 シェルダー・チョンチー・オムナイト・パルシェン かいていどうくつ 陸上全域 ズバット・ゴルバット・リリーラ 水上 メノクラゲ・ズバット・アノプス・ゴルバット そらのはしら 1F ゴルバット・エネコロロ・キレイハナ・ダーテング・ライチュウ・ニドクイン・キュウコン・ウツボット・スターミー 3F ヤミラミ・ゴルバット・ネンドール・ジュペッタ・ルカリオ 5F ゴルバット・プクリン・ピクシー・ラフレシア・ルンパッパ・ニドキング・ウインディ・ニョロボン・ナッシー・ルカリオ あさせのほらあな 1F タマザラシ・クラブ・パウワウ B1F タマザラシ・ヤドン・パウワウ B2F ウリムー・ニューラ・ルージュラ・デリバード・ユキワラシ 水上 タマザラシ・パウワウ 124番水道 メノクラゲ・キャモメ・テッポウオ・マンタイン・ラプラス 126番水道 メノクラゲ・キャモメ・ハリーセン・マンタイン・ラプラス 127番水道 メノクラゲ・キャモメ・テッポウオ・マンタイン・ミロカロス 128番水道 メノクラゲ・キャモメ・ハリーセン・マンタイン・ミロカロス サイユウシティ 水上 メノクラゲ・キャモメ・テッポウオ・マンタイン・ミロカロス 釣り コイキング・ミニリュウ・メノクラゲ・ラブカス チャンピオンロード 1F オコリザル・ゴルバット・グランブル・パラセクト・ベトベトン・カビゴン B1F ゴルバット・ギャロップ・オコリザル・パラセクト・ベトベトン・カビゴン B2F ゴルバット・ギャロップ・グランブル・ガルーラ・サナギラス・メタング・カビゴン サファリゾーン A サイホーン・タマタマピジョン・ナゾノクサ・クサイハナ・カイロス・フシギダネ・ヒトカゲ B ゴマゾウ・レディバ・エイパム・トゲピー・レディアン・ヘラクロス・ヒノアラシ・ワニノコ C ナゾノクサ・ネイティ・キリンリキ・ソーナンス・ピカチュウ・ドードー・アチャモ・ミズゴロウ D ナゾノクサ・ネイティ・キリンリキ・ソーナンス・ピカチュウ・ドードー・チコリータ・キモリ A水上 コダック・ゴルダック C水上 ウパー・コダック・ヌオー・ゴルダック アトリエのあな 1F ドーブル・ジラーチファイヤー・サンダー・フリーザー・ミュウ・ミュウツー(伝説消滅) 2F ドーブル・エンテイ・ライコウ・スイクン・ホウオウ・ルギア・セレビィ(伝説消滅) さばくのちかどう メタモン・ラティオス・ラティアス
https://w.atwiki.jp/pokesp0808/pages/55.html
15~22巻に登場。 特定のアジトは持たず、頭領と三頭火と呼ばれる幹部以外はっきりとした階級も存在しない等、アクア団に比べて奔放な面が目立つが逆に実体が掴み難いと言う一面を持つ。マグマ団員の装束の頭についている角はライターになっていて、記憶の炎を発して情報を得たり、紙にあぶりだしにすることで絵にすることができる。 大地を増やすことを目的とし、そのために伝説の超古代ポケモン・グラードンを目覚めさせようとしている。 グラードンが眠っている海底洞窟へ行くために、カイナにある潜水艇「かいえん1号」、デボンで作られている「かいえん1号」の心臓部に入れる特別起動部品を狙っていた。 カイナでかいえん一号を奪う際にルビーと戦い、その後彼と各地で出会うこととなる。 リーダーはマツブサ。 その下にカガリ、ホカゲ、ホムラの三頭火と呼ばれる幹部がいる。 しかし特別起動部品をアクア団に奪われたこともあり、19巻でアクア団と一時休戦し共同して海底洞窟へ向かった。 そこでホカゲが入手した2つの宝珠を使ってグラードンとカイオーガの両方を操ろうとしたが、藍色の宝珠をアクア団に奪われた。 しかし宝珠の巨大な力に負けてマツブサは逆にグラードンに精神を乗っ取られることとなる。 海底洞窟に到着したルビーとサファイアと戦っている最中に、宝珠は体内へ取り込まれた。 三頭火はミナモにてグラードンの進撃を阻もうとしたツツジ、トウキ、ミクリと戦っていた。 ツツジは人質をとられたことによってカガリに敗北し、トウキはホカゲと相打ちとなる。 ミクリはホムラに勝利した後、ダイゴと共にルネへ向かった。 グラードンがルネに到着しカイオーガと戦おうとした際、ルビーとサファイアとグラン・メテオの力によってマツブサは精神を開放され、行方不明となっていた。 グラードンとカイオーガがレックウザによって戦意を失うとルビーの前に現れ、再度戦いを挑んだ。 ルビーとサファイアによって邪魔をされ、エアカーで逃げ出そうとしていた時にプラスルとマイナンの電撃を浴びる。 マツブサ マグマ団の頭領で、グラードンを操って陸地を増やそうと画策する。 自由奔放で豪胆な性格で、トレーナーとしての腕前は高い。 宝珠の力に呑まれ、正気を失ってしまう。 その後サキによって助け出され、「瞬の剣」と「永の鎧」を手に入れる為にアオギリと対決、その後の生死は不明。 なお、初登場時(16巻)と再登場時(18巻)でデザインが大幅に変更されている。 手持ち バクーダ オオスバメ ヘルガー(複数) カガリ 三頭火の1人で紅一点。 フーセンガムを口にくわえていることが多い。 ポケモンバトルでは小細工を使わず、主にキュウコンの火力で焼き尽くす戦法を好む。 また、きのみの特性を生かした戦法も得意。手袋にはきのみの汁などの液体を噴射する機能が付いている。 カナシダトンネルの戦い以降ルビーに興味を持ち、ルビーとその父・センリのことを調べ上げていた。 かつてポケモンコンテストに出場していた過去を持ち、グリーンの姉であるナナミと共にコンテストに出ている描写がある。 マグマ団の目的そのものには興味が無く、マグマ団に入ったのはただ暴れたいという理由からだった。 グラードンとカイオーガが目覚め、ホウエン地方が壊滅に追い込まれていく現状を見て、自分たちもアクア団もやり過ぎたと感じ、 最終決戦ではルビーと共にグラードン・カイオーガの静止に挑んだ(だがこの時にトクサネの宇宙センターを襲撃したことが、第5章の事件の発端となってしまった)。 ルビーを庇い一度命を落したが、ルビーが連れていたセレビィの力で生き返る。 事件収束後は、再びコンテストに出場する決意をし、去っていった。 なお、彼女の記憶のライターはルビーが持ち続けている。 読者からの人気は高く、人気投票では11位にランクインした。 手持ち ロコン→キュウコン オオスバメ ホムラ 三頭火の1人。 炎のパワーを生かした豪快な戦法を好むが、その一方でコータスの煙で相手を状態異常にさせる等、テクニカルな面も持ち合わせている。 えんとつやまの事件では、アスナと協力して休火山と化したえんとつやまの火口に炎を撃ち込み、一時的ながら火山活動を復活させた。 古代ポケモン復活後においては、わずかにだが藍色の宝珠に触れたために精神を蝕まれ、ミナモデパートでのミクリとの戦闘において一時的に暴走状態に陥った。 しかし事件収束後は復活したフエン温泉に足を運んでいる姿が見られるため、無事回復したものと思われる。 手持ち コータス オオスバメ ホカゲ 三頭火の1人。 マグマッグの炎熱で幻覚を見せることができ、バトルではこれを生かして相手を搦手で追い込む戦法を得意とする。 また探知機の調整を自力で手がける等、高い技術力も有している。カガリとは付き合いが長いらしい。 ゲームには登場しない漫画オリジナルの幹部である。 また、カガリ、ホムラと違い、組織崩壊後の消息は明らかでない。 手持ち マグマッグ×2 オオスバメ アーマルド
https://w.atwiki.jp/hakuryusiu/pages/100.html
場所:トウカのもり オタワ団のしたっぱ+幹部1人が森のキノココを乱獲している真っ最中。 トウカのもりはいあいぎりとか使って探索するところが多いので、ポケモン使っていあいぎり中とかいう設定とか良いかもしれない(ぁ この設定を使うとしたら、カナズミシティにちょうどいあいぎり覚えさせてくれる親父がいたと思うので、その親父から「いあいぎり」の秘伝マシン奪ったという設定も面白いかもしれない。定番的にそれを返すとかもいいかもしれないけど、まあその辺のスプリクトはアレだろうから、ここら辺の設定は任せるw ちなみに出てくる幹部はマサキ。こういう雑用的な任務は俺向きだと思うんだぜ!(ぁ 場所:ムロとカイナの間の船(ルビーとかだとすてられぶねのとこ) オタワ団による船襲撃(爆死 なんかの船だった気がするが、構造的には確か客船な感じだった気がするので、客船でお願いします(ぁ したっぱ+幹部がポケモンを行使して客を脅して、船ごと人質に取ってカイナに向かおうとしてる。 目的は客船ごと人質にして、カイナシティの住民を追い出して新たなアジトをそこに作ろうとしているとかにすると、辻褄は合うかもしれない。 当然、主人公がやってきて乗っ取られた船内の客達を救出とかで(ぁ 大規模な作戦だから、したっぱとかの戦力は多い方がいいかも。 出てくる幹部は先生と隊長で。 ていうかどう見てもテロリストです、本当に(ry 場所:カナシダトンネル(開通工事開始直後) 工事のオッサンとかが機械とか使って工事中。 工事のオッサンとかが休憩中がてらに勝負とか挑んできたりすると面白いかもしれないw その際は、話しかけた時にだけ戦闘とかにすると良いかも。 場所:カナズミ山(ルビーとかだとりゅうせいのたき) 隕石落ちてないので、りゅうせいのたきはまだ出来ていないという設定で。 ソルロックやルナトーン等は野生で健在。進化石とかの名産地にするといいかもしれない。 つきのいしはお月見山と被るので、たいようのいしの方がいいかもしれない。 でもってオタワ団がたいようのいしを乱獲採取中。お月見山みたいに、ところどころに一人ずつ配置したりすると、目立たないように隠れて作業してるようで良いかも知れない。 指揮している幹部は霧さん。 場所:さばく 砂嵐が激しく、砂地のポケモンが出てくるのも相変わらず。 アノプス、リリーラの入手とかの戦闘スプリクトとか置いておくと面白いかも。 マップグラフィックはおつきみ山のとこであった化石があった気がするw 他は面白いかも!ってとこだと、砂漠地帯の化け物としてバンギラスが徘徊してたりとか。低確率で野生で(死 場所:キンセツシティ まだまだ発展途上。 ゲームコーナーは無し。カゼノサイクルも無し。 なんか寂しいので、電気工場みたいなの設置しといて、電気親父とかトレーナーで配置しとくといいかも。(ぁ 場所:えんとつやま フエンせんべいはどうするかは任せる。あると雰囲気は出るからいいかな、程度で(ぁ ルビーとかの隕石イベントだと、パワーが集中している場所とかなんたらだった気がするので、その調査のためにオタワ団のしたっぱ達がえんとつやまを荒らしてたりとか。 オタワ団の目的であるラティ系に関するイベントの、最初のイベントだったりしても面白いかもしれない。当然、パワーがなんたらとかの理由で(意味不 調査の指揮をしているのは先生。Guestさんが現場の視察をしていて、この時点ではまだ顔見せみたいな感じに登場させたりすると良いと思う。 幹部なのに何故か先生に指揮されながら、したっぱ達と一緒に調査に励んでいるのはマー作(死 場所:ヒワマキシティ付近の道路(あるいはヒワマキシティ) 相変わらずの森林に囲まれた町。 へんしょくの特性を持つ特殊なポケモンであるカクレオンを、自然を荒らしながらオタワ団が乱獲中。 指揮しているのは隊長と霧さん。 場所:おくりびやま グラードンとカイオーガを沈める二つの球は健在。 内部のトレーナーとかは任せる。オタワ団関連のイベントは無し。 場所:121ばんどうろ(ヒワマキ~ミナモの後半部分のところ。サファリゾーンがあったところ) マサキがミナモシティに向かうのを確認できる。 カナズミのマグマ団とかみたいに、どけどけどけどけえええって感じで(ぁ 場所:ミナモシティ ミナモびじゅつかんで絵画泥棒されたとのこと。犯人はマサキ(死 ミナモデパート建設地に、ミナモびじゅつかんから絵画を盗んだマサキが隠れてて、話しかけると戦闘開始。 ちなみにミナモコンテストも建設中。 みんしゅくモナミの上階に、なんかネタキャラ配置したりとか(意味不 場所:トクサネシティ トクサネうちゅうセンターは相変わらず存在。 そんでもってオタワ団に相変わらず襲撃されてます(死 目的はロケットの燃料でおK。指揮しているのは霧さんと先生と隊長。 場所:ルネシティ ラティ関連の大規模なイベント。でもめざめのほこらはグラードン(ぁ めざめのほこらとは別に洞窟みたいなダンジョンを用意しておくといいかもしれない。名前は任せるw ラティウスを目覚めさせようと、オタワ団が集結。ついでにラティオスとラティアスも集結(ぁ 洞窟の入り口付近にしたっぱが大勢いて、当然ながら激戦区。 洞窟内部の構造はめざめのほこらと同じく、至って簡単な方がいいかもしれない。フラッシュとかでもいいけど。 洞窟内部にもオタワ団のしたっぱがいて、幹部として隊長と霧さんと先生とマサキが主人公を食い止めようと待ち伏せ。 ラティウスのとこでオタワ団リーダーであるGuestさんとの戦闘。勝利するとラティウスと戦闘できるようになる。 ラティオスとラティアスは、どっか別のオリジナルマップの島とかでゲットできるようにしたりとかすると良いんじゃね(ぁ 提供:オタワ団かんぶのマー作
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/6859.html
イシツブテ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。 プロフィール 能力値 別のすがた アローラのすがた 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 外伝 メディアミックス 元ネタ推測 関連ポケモン 関連キャラクター 余談 コメント プロフィール イシツブテ 他言語 Geodude (英語) 全国図鑑 0074 分類 がんせきポケモン 高さ 0.4m 重さ 20.0kg 初登場 【ポケットモンスター 赤・緑】 前のポケモン 【ドククラゲ】 次のポケモン 【ゴローン】 石ころと見分けがつかない。頑丈な体を仲間とぶつけ合い硬さを競い合う。 【ゴローン】に進化する。 能力値 ステータス タイプ いわじめん タマゴ こうぶつ とくせい がんじょういしあたま 隠れ特性 すながくれ HP 40 とくこう 30 こうげき 80 とくぼう 30 ぼうぎょ 100 すばやさ 20 別のすがた アローラのすがた アローラのすがた 高さ 0.4m 重さ 20.0kg タイプ いわでんき タマゴ こうぶつ とくせい がんじょうじりょく 隠れ特性 エレキスキン HP 40 とくこう 30 こうげき 80 とくぼう 30 ぼうぎょ 100 すばやさ 20 磁力を帯びた石の身体。特に磁力が強い部分には砂鉄がビッシリついている。 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 【ポケットモンスター 赤・緑】 【タケシ】が使用してくる。【ヒトカゲ】だと嫌でも記憶に残る相手。 その後はザコキャラとして出るようになり、お月見山、イワヤマトンネル、チャンピオンロードには野生で登場。トレーナーでは【やまおとこ】がよく使用してくる。 「じしん」を自力で習得するのはいいが、それ以外が微妙すぎて味方にするとかなり使い難い。特に序盤のメインウエポンの「いわおとし」が命中65とどうしようもない性能。 図鑑説明によると丸くて持ちやすいので掴んで相手に投げるイシツブテ合戦という遊びができるとのこと。 ひとつ20kgもあるんだぞ… なお、【カイリキー】の特設サイトである「キレてる!カイリキーGYM」で、実際にカイリキーがイシツブテを投げあうイシツブテ合戦が遊ぶことができた。 【ポケットモンスター 金・銀】 45・46番道路、暗闇の洞穴、スリバチ山、繋がりの洞窟、お月見山、イワヤマトンネルに野生で出現。 「いわおとし」の上方修正、「マグニチュード」の低レベル習得によりかなり使いやすくなった。最終進化に通信が必要なのが難点か。 ロケット団アジトでは地雷トラップで出現。「じばく」される前に倒そう。 【ポケットモンスター ルビー・サファイア】 石の洞窟に出現。111・114番道路、サファリゾーン、マグマ団アジト、チャンピオンロードでは「いわくだき」で出てくる。 本作の序盤はじめんタイプが枯渇しているため、早期に「マグニチュード」を使えるのは純粋に優秀で、【テッセン】戦ではかなり強力。 以降は預けても良いが、そこそこ強めの「ロックブラスト」を覚えるようになったので通信環境があるなら最後まで活躍させても悪くない。 【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】 リメイク前の場所に加え、火照りの道・灯火山・七宝渓谷・ハナダの洞窟にも出現。 使い勝手は『ルビー・サファイア』と同様。ただしカントー地方は便利なじめんタイプが多いので出番は少ないかもしれない。 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】【ポケットモンスター プラチナ】 206・207・210(南)・211(西)・214・215番道路、クロガネゲート、クロガネ炭鉱、リッシ湖のほとり、荒れた抜け道、迷いの洞窟、テンガン山、遺跡マニアの穴(マニアトンネル)、鋼鉄島、ハードマウンテンに登場。 【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 原作とほぼ同じ。断崖の洞窟、ハナダの洞窟(いわくだき時)にも出てくる。 【ポケットモンスター X・Y】 18番道路、終の洞窟、チャンピオンロードに群れバトル限定で登場。数が多い上に「がんじょう」のせいで鬱陶しいので逃げた方が楽。 【ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア】 「いわくだき」で出る場所が石の洞窟、111・114番道路、カナシダトンネルの4箇所のみに変更された。 【ポケットモンスター サン・ムーン】 アローラのすがたが登場。発売前には公開されていなかったためケジマユ姿に驚きが集まった。 『サン』の図鑑説明では丸くて持ちやすいが投げ合うには硬くて重くぶつけ合って遊ぶのは危険と、『赤・緑』時代の説明が完全に否定されている。 【ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール】 原作とほぼ同様。「がんじょう」の効果が原作と変わったので鬱陶しい存在に。 難易度が高くなったため「がんじょう」の個体はストーリーでも壁役として活躍が可能。 【メタモン】のポケトレ連鎖の際には、「ねむる」だけを覚えさせた「がんじょう」の個体に「けむりだま」を持たせて先頭にし、メタモンと遭遇したらクイックボール→失敗時は他のポケモンに入れ替えて削って捕獲という流れをスムーズに行えて活躍できる。 【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】 DLC「ゼロの秘宝 前編・碧の仮面」のアップデート後から転送可能。 キタカミの里では、いつものすがたがキタカミ街道・舞出山道・鬼歯空洞・鬼が山・地獄谷・楽土の荒地・キタカミ原生地域に出現。鬼歯空洞にはテラスタイプがかくとうの固定シンボルもいる。 ★1のテラレイドバトルにも出てくる。 外伝 【ポケモンスナップ】 けいこくに登場。 このポケモンにイヤイヤボールを当てると崖から落ちてきて落ちた衝撃で【サンド】が出てくる。 本作では飛び跳ねて移動している。 【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】 ハガネやまなどに登場する。 名前が似ているものとして「いしのつぶて」なる道具が存在する。恐らく「ゴローンのいし」の下位を作る際にイシツブテをもじったものと思われる。 【Pokémon Sleep】 睡眠 タイプ メインスキル 得意 ぐっすり いわ エナジーチャージS 食材 きのみ 食材 お手伝い時間 所持数 オボンのみ ワカクサ大豆(確定)ほっこりポテトあじわいキノコ 01 35 00 9個 進化条件一覧 【ゴローン】 レベル19/イシツブテのアメ40【ゴローニャ】 つながりのヒモ/イシツブテのアメ80 生息場所 実装 ワカクサ本島トープ洞窟ウノハナ雪原 2023/07/20 サービス初期から実装されているポケモン。 初期実装されている「ワカクサ大豆」を確定で持って来るポケモンでは唯一の食材得意の系統となっている。 『ポケットモンスターシリーズ』本編の素早さ種族値を反映したのかお手伝い時間は長いものの、「ワカクサ大豆」は3種類の料理全てで使えるので基本的に無駄にならない。 親密度ボーナス3で貰えて余りがちな「つながりのヒモ」の消化先としても使えるので、育てても良い。 メディアミックス 【ポケットモンスター(アニメ)】 【タケシ】の手持ちの一体として登場。そのため準レギュラー的な立ち位置。 鳴き声は「ラッシャイ」。 ゲームでどのように動くのか分からなかったためか浮遊して動いている。 元ネタ推測 石つぶて 関連ポケモン 【ゴローン】 【ゴローニャ】 関連キャラクター 【タケシ】 余談 岩手県のシンボルポケモンとして選ばれている。岩と手だからだろうか…。なお、その式典の際の着ぐるみでは(当たり前だが)足がある(足の部分は透過素材のような配色になっていた)。着ぐるみを使う前提があったなら【ゴローニャ】あたりにしておけばサイズ感も足も違和感が無かっただろうに… コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/238.html
次へ あれから更に数週間─のび太とドラえもんは、111番道路の砂漠に来ている。 二人はトウカジムをクリアしヒワマキへ向かおうとしていた道中、 偶然の再会を果たしていた。 それからドラえもんがリーフから貰っていたゴーゴーゴーグルを一つ渡し、 その足で砂漠に来ている。 のび太「すごい砂嵐だ…」 相変わらず、砂漠の中は砂嵐がひどくゴーグルがあるとはいえ視界も良くない。 ドラえもん「ねぇ、のび太くん…」 ドラえもんが不意に切り出した。 のび太「なんだよドラえもん?」 ドラえもん「あそこ…見てごらん。」 ドラえもんが指(ないけど)指す先、そこには蜃気楼のようにモヤモヤと『存在』する 不思議な塔が建っていた。 のび太「なんだい…あれは?」 ドラえもん「話に聞いた事がある…多分、あれは幻影の塔だ。」 砂漠に現れたり消えたりする、不思議な塔。それが正に幻影を思わせ、 そこから『幻影の塔』と言われている(多分)。 その時だ。 塔の方から凄まじい爆音が聞こえる。 のび太「一体なんなんだ!?」 のび太は驚く。 ドラえもん「わからない…とりあえず行ってみよう!」 こうして、二人は塔の中へと入って行った。 幻影の塔・内部─ 遺跡を思わせる、石や土で出来た壁。床には砂があり、 こんな場所が本当に現れたり消えたりするのだろうか。 二人は塔の中を進んでいた。 のび太「結構奥まで来たね…」 ドラえもん「うん…今の所何も無かったけど、油断しちゃいけないよ。」 二人が塔に入って一時間が経過しようとしていた時、 二人はとうとう幻影の塔最深部にある、広間に到着した。 そして、その広間には見覚えのある人物が立っていた。 ドラえもん「あーっ!お前はあの時の!」 M団員「ちっ!あの時のポケモンか?」 そこに居たのは、カナシダトンネルで遭遇したあのマグマ団員だった。 ドラえもん「僕はポケモンじゃない!それより、こんなところで何してるんだ?!」 ドラえもんの問いに、団員は鼻をフンと鳴らして答えた。 M団員「へん、ピクニックでもしてるように見えるか? 使えるポケモンを捕まえて、任務を果たしに来たんだよ!」 ドラえもんを馬鹿にしたように話す団員の後ろから、いつの間にか謎の男が現れる。 謎の男「お喋りが過ぎるぞ…」 のび太「あの人…どっかで?」 のび太は、その男にどこかで見覚えのある気がした。 M団員「すみません…」 団員は男に頭を下げる。そしてドラえもん達の方を振り向き言った。 M団員「へっ、用事は済んだんだ。俺達は帰らせて貰うぜ。そこをどきな!」 以前とは違い、強気な団員。しかし、ドラえもん達は道を譲らなかった。 ドラえもん「やなこった!捕まえて警察に突き出してやる!」 ドラえもんはモンスターボールからサンドから進化したサンドパンを繰り出した。 その体には未だに無数の傷跡が残る。 M団員「その傷…あの時のサンドか?」 どうやら団員はサンドに見覚えがあるらしい。 ドラえもん「何?どういう事だ!」 ドラえもんは団員に叫んだ。 M団員「へっ、捕まえたまではよかったんだが 使えねぇポケモンだったから痛め付けてから逃がしてやったのさ!」 サンドを見つけた時の事を思い出したドラえもんの怒りは、頂点に達した。 ドラえもん「なんてヒドい事を!サンドパン、アイツを倒すぞ!」 サンドパンも、団員に対して敵意をあらわにしている。 のび太「僕も加勢するよ、ドラえもん!」 のび太はキノガッサを繰り出しドラえもんに並ぶ。 のび太「ドラえもん…アイツは僕に任せて。」 のび太は謎の男の方を向き直して言った。 ドラえもん「わかったよのび太くん!行くぞ、サンドパン!」 M団員「かかってきな!行け、ハブネーク!」 ドラえもん対M団員のバトルの火蓋が切って落とされた。 M団員「噛付け、ハブネーク!」 大きな口を開き、牙をむいてサンドパンに飛び掛かるハブネーク。 ドラえもん「サンドパン!丸くなって防ぐんだ!」 外敵から身を守るために発達した背中のトゲで、 サンドパンは余りダメージを受けなかった。 ドラえもん「そのまま体当たりしちゃえ!」 本来"たいあたり"はサンドパンの使える技ではないため余り威力は無かったが、 顔面に鋭いトゲの球を食らったハブネークは怯んだ。 M団員「くそっ…なにやってるんだハブネーク!」 ドラえもん「まだまだ行くぞ!スピードスター!」 壁際にまで追い込まれたハブネークに次々とたたみかけるサンドパン。 その間合いは約2メートルほどになった。 M団員「来たな…そこだハブネーク!ポイズンテール!」 団員が叫ぶ。目付きを変えたハブネークの一撃がサンドパンに襲いかかった。 ドラえもん「しまった!サンドパン!」 壁に叩き付けるサンドパン。 ハブネークのウェイトの乗った充分な距離からの重い一撃で、 サンドパンはかなりのダメージを受けてしまった。 ドラえもん「大丈夫かい?サンドパン。」 ドラえもんの呼び掛けに、サンドパンは『まだ行ける』といわんばかりに 首を縦に振る。 ドラえもん「よし!弱ってるのはあっちも同じだ。行くぞサンドパン!」 ハブネークに向かって駆け出すサンドパン。 M団員「決めてやるぜ…ハブネーク!」 ハブネークもサンドパンを迎え撃つ体制に入った。 ドラえもん・M団員(勝負は…この一撃で決まる!) 飛び上がり、ハブネークに襲いかかるサンドパン。 ドラえもん「切り裂く!」 M団員「毒々のキバ!」 二体の激しい攻撃がぶつかった。 謎の男「お前一人で…俺に勝てるとでも?」 のび太「やってみなくちゃわかんないよ?僕とあんたは戦った事が無いんだから!」 そう啖呵を切ったのび太に、対峙していた男が不敵に笑いながらボールを構えた。 謎の男「フ…それもそうだな。行くぞ、グラエナ。」 男が繰り出したグラエナ、それは他のグラエナより一回り大きかった。 のび太「行くよ、キノ!」 のび太の中に、緊張が走った。 のび太「マッハパンチ!」 僕の命令と共に、キノが目にも止まらぬ速さでグラエナの間合いに踏み込む。 ─捕らえた!そう確信した次の瞬間 謎の男「グラエナ!」 男が素早く叫ぶと、グラエナは大きく威嚇するように吠えた。 のび太「なんだ!?」 今の威嚇でキノは思わず怯んでしまった。 ─一体なんで…? 謎の男「特性の"いかく"で威嚇したんだよ、惜しかったな。」 ─そうか、特性か。油断した…こんなんじゃダメだ! のび太「キノ、続けて行くよ!頭突きだ!」 謎の男「突進!」 僕と男の間で、キノとグラエナがぶつかりあった。 しかし、グラエナはキノの攻撃を綺麗にかわす形でキノの懐に潜り込んでいた。 吹き飛ばされるキノ。グラエナにダメージの様子は無い。 のび太「キノっ!」 謎の男「冷静になりきれていないな。隙だらけだよ。」 ─くっ……やっぱり、この人は強い。雰囲気からなんとなくわかっていたけど…予想以上だ。 のび太はキノをボールに戻した。 ─"コイツ"の、対人デビュー戦だ! のび太「行けっ!ナックラー。」 投げたボールから飛び出したのは、この砂漠で新しくメンバーに加えた、ナックラーだ。 のび太「ナックラー、砂嵐!」 塔の床の砂が舞い上がり、風が吹き荒れる。 ─これで素早い動きも抑えられるはずだ、姿も隠せる! 謎の男「グラエナ、遠吠え。」 砂嵐の中グラエナが遠吠えし、戦闘能力を上げる。 砂嵐が吹き荒れグラエナに襲いかかるが、グラエナが動じる様子はまるで無い。 ─このままじゃ攻めきれない……動かなきゃ、冷静に、冷静に策を巡らせろ… のび太「よし、影分身だナックラー!」 砂嵐の中に何体ものナックラーが現れた。 ─これで回避率は上がったはずだ… 謎の男「少し賢くなったな、少年。しかし……グラエナ、かぎわけるんだ。」 グラエナが何体ものナックラーのうち、一体の方向に狙いを定める。 謎の男「こうすれば意味も無い、突進!」 グラエナがナックラー目掛け一直線に突っ込んでくる。 しかし、その攻撃が当たったのは分身だった。 謎の男「何!?」 それまで冷静だった男の表情に、少し驚きの色が見える。 のび太「かかった!ナックラー、砂地獄だ!」 グラエナの足下の地面がすりばち状にヘコんだ。 その中心には、地中に潜んでいたナックラーの姿があった。 謎の男「分身の真下に本体を隠していたのか…」 のび太「これが、僕なりの作戦だ!」 ─今度こそ捕らえた。ナックラーの砂地獄(巣穴)は脱出不可能だ。 男は、少し笑った。 のび太「何がおかしい?」 謎の男「いや…気にする事はないさ。勝負を続けるぞ。」─そうだ、勝負に集中しなきゃ! のび太「引きずり込んで噛み砕け!」 巣の中心にずるずるとグラエナを引きずり込んでいたナックラーが、グラエナの喉元に噛付く。そして、穴の下からゴキッという鈍い音が聞こえた。 @ドラえもん 力の拮抗している二匹の、激しい技のぶつかり合いで、砂が舞い上がる。 段々と晴れてきた砂埃の中、立っていたのはサンドパンだった。 M団員「ちぃ…戻れ、ハブネーク!」 団員はイラつきを隠そうともせず乱暴にハブネークをボールに戻した。 ドラえもん「よくやった、サンドパン!」 サンドパンに駆け寄るドラえもん。 ─だいぶ疲れが溜まってる…戦わせるには無理があるな。 ドラえもん「お疲れ様、サンドパン。」 ドラえもんは、キッと怒りの表情で団員を睨み付けた。 ドラえもん「さぁ、次のポケモンを出せ!!」 団員は腰のベルトからボールを取り、ノクタスを繰り出した。 ─ノクタスか…ならやっぱり君だ! ドラえもん「頑張れ!ドンメル!!」 ドラえもんは、カナシダトンネルで団員の捨てていったドンメルをバトルに送り込んだ。 M団員「こいつはあの時の使えねぇポケモンか…ぶっつぶしてやんよ!」 ドラえもん「ドンメル、返り討ちにしてやるぞ!」 ドラえもんの呼び掛けに応えるように、団員に対して敵意を燃やすドンメル。 すぐ側にいるドラえもんにも、ドンメルの背中のコブから熱気が伝わって来る。 M団員「やどりぎの種だ!」 先に動いたのは団員の方だった。 ノクタスから飛び出した種が、ドンメル目掛け飛んでくる。 ドラえもん「火の粉で打ち落とせ!」 普段より幾分火力の上がったように見える火の粉が、飛んでくる種を炎で包み込んだ。 ドラえもん「そのまま突っ込めっ!突進!」 M団員「く…根をはるんだノクタス!」 団員が叫んだ直後、猛烈な勢いでドンメルがノクタスに突進した。 大きくのけ反るノクタス。しかし地面に根をはっていた為飛ばされる事は無かった。 M団員「反撃だ、ノクタス!タネマシンガンッ!」 体勢を立て直したノクタスがタネマシンガンを放つ。 ノクタスの両手から放たれたタネは、次々とドンメルに着弾する。 ─マズい、このまま被弾し続ければ体力を消耗するだけだ… ドラえもん「一旦距離を置くんだ、ノクタスから離れて!」 運の良い事に、タイミングよくタネマシンガンが途切れた。 M団員「運のいい奴だな…次で決めるぞ!」 ノクタスは団員の指示を受け、ドンメルを追う事なく両手を前に突き出し集中するような仕草をみせた。 ─大技……ソーラービームか! ドラえもん「撃たれる前に討つぞ!ドンメル、火炎放射っ!!」 M団員「よし…撃てっ、ソーラービームだっ!」 双方の激しい攻撃が、中央で激突した。 そしてそのエネルギーは、段々とノクタスに向かい押されて行く。 そして、炎がノクタスを飲み込んだ。 やがて炎が消え、そこには瀕死のノクタスが倒れていた。 M団員「くそっ!俺にはもう戦えるポケモンは居ない…俺の負けだ…」 団員は倒れたノクタスをボールに戻し、悔しそうに唇を噛み締めた。 @のび太 巣穴の中で止どめを刺されたグラエナを、男は静かにボールに戻す。 謎の男「ご苦労だったな…」 その時、男の方からピピピという電子音がした。 男は服の内ポケットから通信機のような物を取り出して会話を始める。 謎の男「…そうか、終わったか。…ご苦労、すぐに引き上げよう…」 それだけの短い会話を終え、男はのび太の方を向き直した。 謎の男「すまないな、少年。バトルはこれでお終いだ。おい下っ端、引き上げるぞ。作業は終了した。」 男が部屋の奥でドラえもんと戦っていた団員に呼び掛ける。 ─よかった、ドラえもん勝ったんだ。 団員「はい…わかりました!」 団員が答えると急に、辺りが白い煙幕に包まれた。 そして煙の向こうから男の声がした。 謎の男「少年、これ以上…私達に関わるなよ……後は…」 煙が晴れる。 塔のこのフロアには男達の姿は無く、のび太とドラえもんがただ残されただけだった。 現在の状況 @のび太▼手持ち エーフィ・キノガッサ・ナックラー @ドラえもん▼手持ち ヒトデマン・ドンメル・サンドパン 幻影の塔